HP担当です。
富来神社の大晦日の様子を写真におさめました。
夕方からは年越祭、関係者(神人、総代)一同で一年の感謝と来年への祈りを込めて境内各所にて順次祈願を行いました。
初詣に向けた準備を行っていきます。
年越祭が終わって18時過ぎ、外は凍てつくような寒さです。
年越に行う23時45分からの「除夜祭」までの間、縁起物頒布処の設営準備を行います。
今年の特設コーナーは手のひらサイズの七色「ご祈願だるま」です。
(前年はコロナ退散の願いも込めて「アマビエ」を用意していました。)
色によってご祈願内容が異なるのも面白いと思いました。
少しでも明るくなるように、手作りポップを作ってみました。
実物はこのような感じです。
とてもかわいらしいですね。
頒布処の一番前に、おみくじと併設して設置しました。
昨年も同様に頒布処を開設していましたが、除夜初詣の際には暗くて分かりづらかったという反省点もあり、ライトアップでディスプレイの改善を行いました。
↑手水処横 縁起物頒布処
大型の縁起物の頒布料も分かりやすいようにコルクボードで表示しました。
宮司の手製俵や木札・紙札も準備しました。
毎年楽しみにしていただいているご参拝者の方々に向けて、一つ一つ手作りで作り上げています。
俵には富来神社の御守が備え付けられており、開運厄除の祈りが込められています。
―除夜の鐘。
境内にパチパチと音を立てて揺らめく「どんど焼き」の炎に誘われるように、一人また一人と地域の方々や遠方よりお越しのご参拝者が増えていきます。
本殿からは祭主の新年祈願の祝詞が響き、人々のまばらな柏手の音と仄かに興奮気な年越しの会話が、富来の澄み切った星空の下で息づき始めました。
大晦日から年越しに切り替わる瞬間の、この何とも言えない切ないようでわくわくするような、新たな幕開けの空気が好きだなあと毎年思います。
何かとやるせない出来事の多いこの時代に、今年も幾重もの光が差し込みますように。
そのようにお祈りするばかりです。
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何組かのご参拝者が手水舎横に設営した頒布処に気づき、縁起物をお求めになりました。
だるまのことも気にしてくださっていたので嬉しかったです。
2時近くになり、ご参拝者の姿が見えなくなったことを確認した後、頒布処をクローズとしました。
次回は3が日の様子を綴ってみたいと思います。
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